私がダイスケに初めて会ったのは2008年の夏前だ。
彼の友人が私が良く知る学生で、TMSの前身である「ミュージックプロダクション」という演習を履修していて、授業の一環でアーティストを発掘する課題を出したのがきっかけだ。彼の友人がダイスケのプロフィールを説明し、弾き語りのデモを聞かせてくれた。直感で「いける」と感じた。
私はちょうどTMSを立ち上げようと企んでいたところだったので、本学の在校生であればなおさら支援したいと思った。ダイスケは先輩であるfuuと一緒にTMSの最初の支援アーティストとして一緒に歩んで来てくれた。
そんなダイスケも1月のTMS主催イベント「MUSIC FOR THE FUTURE 2010」を最後に、メジャーデビューの準備に入ることになった。少し寂しかったが、とっても喜ばしいことだったので、快く送り出したのだった。本当は最後に送別会のようなものをやりたいと提案していたのだが、南カリフォルニア大学への訪問やら、新学期が始まるやらで、お互いに全くスケジュールが合わなかった。
なんとなく月日が過ぎてしまった夏前、ダイスケから携帯に連絡が来た。メジャーデビューに向けて、改めて一緒に何か出来ないだろうかという正式なオファーだった。私はその電話を切った後、大人げなくはしゃいでいたような気がする。ダイスケと知り合ってから2年が経ち、自分の役目は終わったと思っていたところだったので、いろんな思いがかけめぐり、そしてすぐに出来る事から動き始めた。
10月の学園祭ではTMSのステージにダイスケが改めて立ってくれた。そして、メジャーデビューすることをお客さんに発表した時には、ちょっとうるっときたかな。本番後にダイスケと話をし、いずれ学園祭にメジャー・アーティストとして大きなステージをやろうということを約束した。
現在、TMSが連携をとっている関西の大学でもダイスケのプロモーションを企画している(これは偶然つながったのだが、話が長くなるのでいずれ説明する)。八王子にも大学はたくさんあるし、同じ大学生がどんどん支援の輪を広げてくれるようにこれからも支援し続ける。
2011年2月2日、「ボク☆ロケット」でEPICレコードよりメジャーデビュー決定!
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