2011年1月16日日曜日

「デジタルサイネージ促進プロジェクトの提案」が優秀賞を受賞! 今後は就職情報サイネージに取り組む。

昨年12月5日に行われた「第2回大学コンソーシアム八王子学生発表会」において、私が担当しているデジタルサイネージ・プロジェクトの松永君と小林君が優秀賞を受賞した。


優秀賞の賞状


そもそも、この発表会を知ったのが応募締め切り直前だったので、ほとんど準備をする時間がない中、学生たちが一生懸命資料を作成して発表をしてくれた。しかし、夏のオープンキャンパスの実績もあるし、ファン・ファクトリーの方々の支援もあり、とても良いプレゼンテーションを行うことが出来た(そうだ・・・)。


実は、私はこのプレゼンの直前に感染性胃腸炎に感染してしまい、数日間寝込んでいたいので、プレゼンがうまくいったかどうかも知らなかった。しかも、優秀賞を受賞したことも、、、。後から大学職員の方から「受賞おめでとうございます!」と言われて、戸惑ってしまった(笑


先日、ファン・ファクトリー協力のもと、就職情報を知らせるデジタルサイネージ・コンテンツを制作していただいた。エレベータのボタン付近に無造作に掲示されているチラシがあまりに"キタナイ"ので、景観を良くするためと、新しいシステムを利用することで、少しでも就職情報に注目して欲しいのが目的だ。


就職情報提供デジタルサイネージ


就職活動が日本では大きな問題となっているが、私が一番問題だと思うのは「マッチング」である。学生に聞いてみると、全員が同じ就職サイトから情報収集をしており、それらの企業には日本中からエントリーが殺到し、とんでもない倍率で選抜が行われている。インターネット世代の人たちは、大手検索サイトの情報が全てになってしまうため、日本国中の学生が同じ仕事を奪い合う結果となっている。一方で中小企業では人材を募集してもなかなかいい若者と出会う機会がなく、まさにマッチングがかみ合っていないのだ。


本学のデジタルサイネージでは、大手検索サイトなどにはない情報を発信することで、本学の学生に合った就職情報を提供することが出来ないか模索していこうと考えている。随時本学に寄せられる求人情報をすぐに提供したり、中小企業の社長や人事担当者のインタビュー映像を配信したり、OBやOGからのメッセージを伝えたり、本学の学生に勇気を与えることの出来るコンテンツにしたい。


デジタルサイネージは単なる映像再生装置ではない。無限の可能性を持つ新しいメディアなのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿