2010年12月21日火曜日

今年の重大ニュース(その3)-南カリフォルニア大学との交流

東京工科大学の母体である片柳学園は南カリフォルニア大学と連携プロジェクトを行っている。昨年までは姉妹校の専門学校である日本工学院や研究所であるクリエイティブ・ラボが中心となって連携をとっていたが、今年3月にメディア学部の学生と南カリフォルニア大学の学生が交流するプロジェクトを実施することとなり、私はメディア学部の学生7名を引率してロサンゼルスに行って来た。

そもそも、私は高校卒業後すぐにロサンゼルスにある大学に留学をし、3年半もロスの北にあるグレンデールという街で過ごしたのだ。その後ボストンにあるバークリー音楽院に行ったのだが、ロサンゼルスの方が数倍楽しかった。気候が一年を通してカラッとしていてほとんど晴れていて気持がいいし、音楽のスポットもいろいろあり自分自身もバンド活動をしていたし、食べるものもいろいろあるし、日本食にも困らないし。ただ・・・、楽しいことが多すぎたので、勉強をするにはボストンの方が良かったかな。

さて、余談はおいといて、南カリフォルニア大学には学生が運営をするトロージャンビジョンというケーブルテレビ局がある。今回はそのテレビ局の番組に学生が出演をし、日本の文化を紹介する映像を見ながらトークした。今回出演させて頂いたのは「CU@USC」という番組で、スターウォーズの監督でもあるジョージ・ルーカスも出演したという、とんでもない贅沢な経験をさせてもらったのだ。

CU@USCの収録

学生が出演した番組のアーカイブはもう見る事が出来ないが、以下のURLからトロージャンビジョンをご覧頂きたい。

Trojan Vision Television
http://trojanvision.com/

今回訪問した際にアニメーションを学ぶUSCの学生数名が我々を案内してくれたのだが、実はその学生が3月末に東京で行われたアニメフェアに本学と一緒にブースを出して作品を紹介した。つまり、今度は日本の学生がUSCの学生に東京や本学の施設を案内することで交流を深めたのだった。それ以来学生同士はメールのやりとりを行っているようで、ようやく大学で国際的な取り組みが出来た事がとても嬉しかった。というのも、私自身そうだが、留学して国外に出た事で日本を客観的に見る事が出来たし、自分が日本人であることを強く実感したし、とても視野が広がった。学生にも常々同じような経験をしてもらいたいと願っている。

アニメフェアの片柳学園ステージ



ところで、今日から文体かえることにした。「デスマス調」はどうも自分に合わない!

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