2011年4月21日木曜日

2011年度プロジェクト演習ついに始動!

4月14日に東京工科大学メディア学部の2011年度プロジェクト演習の合同説明会を開催した。私は教務委員のプロジェクト演習担当として、この説明会のとりまとめをしている。昨年まではプロジェクトごとに開催していた説明会だが、年々履修者が増加しており、また新入生はどのプロジェクトにするか迷っている事から、本年度は合同で説明会をすることとした。

プロジェクト演習合同説明会

今年は昨年よりもプロジェクト数が増えたので、2部構成で説明会を行った。第1部では1年生向けのCGやゲームに関するプロジェクトを紹介した。新入生が300名以上参加して、立ち見での参加者も数十名いた。CGとかアニメーションと言っても様々な技術やアプローチがあるため、12ものプロジェクトが紹介された。今年もやはりゲームの人気が高かったという印象がある。

第2部では音楽・音響系と映像系の1、2、3年生向けプロジェクトの紹介だ。音楽・音響系だけでも13プロジェクトある。半分ほど学生が入れ替わったが、やはり300名ほどが参加した。音楽・音響系プロジェクトは今年からシステムも大きく変わり、プロジェクト数も増えたため、みんな一生懸命自分に当てはまるプロジェクトを検討していた。

プロジェクト演習だけを取り上げると、専門学校と何が違うのだと聞かれることもあるが、このプロジェクト演習は1学期で1プロジェクトのみ履修可能なのだ。あとの23単位は様々な講義科目を受講することになる。つまり、一般教養を身につけながら、非常に専門性の高い実践的な演習も同時に、しかも1年生から受講することが出来るのがメディア学部の特徴と言える。3年生まで継続して同じ分野を学んでも良いし、途中で専門を変更して再スタートすることも可能だ。就職活動までに、自分に合った分野や専門性を見つける事が重要だと思う。

今日はTMSとデジタルサイネージの初回授業があり、それぞれ選抜を行った。TMSの教室には50名くらいの学生が集まっていて、活気にあふれていた。立ち上げた時は10名に満たないスタッフで始めたが、翌年に20名、昨年には40名、そして今年もさらに興味をもった学生が沢山集まってくれた。今年のTMSは18名の正式スタッフと、20〜30名の聴講生により運営することとなった。

デジタルサイネージのプロジェクト演習には、広告に興味のある学生が集まった。今まで広告に関する講義はあったのだろうが、演習は私が知る限りなかったように思う。最新技術を使った広告コンテンツを作り、まだまだ少ない次世代デジタルサイネージ・クリエイターを世の中に送り出したい。

プロジェクト演習を担当していると、やる気のある学生が沢山集まり、みんなからパワーをもらう事が出来て、こちらもモチベーションが上がる。新しいことばかりで大変だと思うが、それらを乗り越える楽しさを是非知ってもらいたい。そして演習を通して、自分の道を、自分で切り開けるような力を身につけて欲しい。

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