まずは、発売日前日に店頭に並ぶため、それを購入する、いわゆる「フラゲ(フライングゲット)」を八王子のタワーレコードでした。
ダイスケ・デビューシングル「ボク☆ロケット」
この日は卒業研究発表会の打ち上げがあり、ちょうどタワレコの近くにいたため、ダイスケを私に紹介してくれた飯寄君と一緒に打ち上げを抜け出して店に向かった。2人ともCDショップに行くのが久々だったため、店に入ってからどの棚にダイスケのCDがあるのか探しまわることになった。しばらく見ないうちに日本の音楽ジャンル分けが大変なことになっていることに気づいた。J-なんちゃら、J-ほにゃらら、J-Rock、「おっ、近い」、J-POP、ここだろ。「か行」「さ行」「た行」、、、、、あれ、面出し(ジャケットの表が見えるように陳列すること)もせず、細ぉ〜い背表紙が見え、
「ダイスケ・ボク☆ロケット、、、」
なんじゃこの扱いはー!
と、素人の我々は嘆いていたところ、入口を入ってすぐの試聴コーナーのど真ん中に、なんと、
な、なんじゃこの扱いはー!
デビューシングルのリリースで等身大パネル。しかも試聴コーナーは「ゆず」さんと「スキマスイッチ」さんが1列ずつで、一番上の2列を使って「ダイスケ」!
全くの余談だが、飯寄君はスキマスイッチの人に似ていることをネタにしている、、、
さて、我々はダイスケの等身大パネルと自分の背を比較し、実際のダイスケの方が大きいことを確認し、ツイートネタとして写真をとり、1枚ずつ持ってレジへ向かった。「特典はお付けしてよろしいでしょうか」、「は、はい。お願いします」とこのおじさんがイケメン新人アーティストの大ファンかのような空気になったことに恥ずかしくなりつつも、なんだかとても嬉しい気分でついにCDをゲット。飯寄君と今までの2年半を無言で振り返りながら卒研の打ち上げに戻った。
翌日、つまり本当のデビュー当日に、私は仕事で渋谷に行く機会があったので、タワレコをチェックしに行った。昔はHMVに良く行ったな、、、、、。
ここでも試聴コーナーの「DISC 2」に入るという快挙。棚も面出ししてあって分かりやすかった。前日に八王子のタワレコで予習した成果かな。さすがに渋谷のタワレコにはたくさんのCDが置いてあるため、これらのミュージシャンの中でダイスケはこれからどのような活躍をして行くのだろうと不安もよぎったが、こういった機会を与えられた彼がとてもうらやましく、そして誇らしくなった。
私は2枚目となるデビューシングルをレジへ持って行き、「特典をお付けしてもよろしいでしょうか」の質問にも慣れて、「はい」と素直に大ファンであることを認めて購入した。今度は昨日の特典と同じハガキに加え、3/21に横浜で行われるイベントの入場券も付いて来た。なんだか嬉しい。、、、、、関係者の方に言えば行けるのだろうが、購入特典でもらうのはなんだか別の嬉しさがある。
ということで、久々にCDをCDショップで購入するという体験をしたのだが、CDが売れないと言われている今、「CDを購入する」という消費者行動を改めて考えるとても良い経験をした。この2日間の自分の行動に様々なヒントがあるように感じている。人間がお金を払うのは、当然その対価を求めているからで、音楽をきっかけに何かしらの消費者行動に繋げれば、まだまだ音楽ビジネスにおけるチャンスは広がる可能性を秘めていると思う。但し、従来の方法ではダメなことは確かだ。
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